冬の車中泊で絶対に外せない寒さ対策湯たんぽやカイロなど4選!便利なグッズも紹介!

2023年9月23日更新 / 2023年5月29日公開

車中泊と言えば、春や夏を思い浮かべる方が多いと思いますが、冬の車中泊も非常に魅力的です。
ただ、冬に車中泊をする場合は、寒さ対策を徹底的に行わなければなりません。

そこでこの記事では、冬の車中泊で絶対にやるべき寒さ対策と、寒さ対策に役立つ便利グッズについて詳しく解説していきます。

冬の車中泊にはどんな魅力がある?

冬の車中泊の魅力は、何といっても非日常体験が楽しめる所です。
もちろん、春や夏の車中泊でも非日常感を味わえるのですが、冬に車中泊をすることによって、一面の雪景色を楽しみながら車の中で寝るという何とも珍しい体験ができるため、「もっと刺激が欲しい」と考えている方には最適と言えます

冬の車中泊を楽しむには寒さ対策が必須

冬の車中泊にはたくさんの魅力がありますが、1つだけ欠点があります。
それは、「とにかく寒い」ということです。冬は日中ももちろん寒いですが、夜になると更に気温が下がります。

後ほど詳しく解説しますが、車中泊ではエンジンを切って就寝するのがマナーですので、夜の間中ずっと暖房をつけているというわけにもいきません。

寒さ対策をしっかり行わないと、寒くて寝られなくなってしまったり、体調不良に陥ってしまったりする可能性が高くなりますので注意しましょう。

冬の車中泊でやってはいけない寒さ対策

では次に、冬の車中泊でやってはいけない寒さ対策をいくつか紹介していきます。

エンジンをつけっぱなしにする

先ほども解説したように、車中泊をする際はエンジンを切るのがマナーです。

特に冬場は、雪が積もっている可能性が高く、この状況下でエンジンをつけっぱなしにしてしまうと、雪がマフラーを覆ってしまい、一酸化炭素中毒になる可能性もあります。

こうなると、命を危険にさらすことになりますので、必ずエンジンを切ったうえで就寝しましょう。

足を曲げたまま寝る

冬に車中泊をする場合、徹底的に寒さ対策をしたとしても多少肌寒く感じます。

人間は寒さを感じると体を丸める傾向にありますが、足を曲げたり、体を丸めたりして寝てしまうとエコノミークラス症候群になる可能性が高くなります。

エコノミークラス症候群も、エンジンをかけたまま寝るのと同様に死の危険がありますので、絶対にやらないようにしましょう。

冬の車中泊で絶対に外せない寒さ対策4選!

では次に、冬の車中泊で欠かせない寒さ対策を4つ紹介していきます。

知識があるかどうかで冬の車中泊の快適性が大きく変わりますので、冬に車中泊をしたいと考えている方は、これから紹介することを是非頭に入れて置いてください。

とにかく暖かい服装を選ぶ

冬に車中泊をする場合は、とにかく暖かい服装を選ぶことが大切です。

基本中の基本だと思うかもしれませんが、かなり重要なポイントになります。

暖かい服装を選ぶことによって、寒さ対策が万全でなくとも体温の低下を防げるようになりますので、睡眠の質を高めやすくなるのです。

手足を温める

体の中で最も冷えやすいのが、心臓から遠い手や足です。手や足が冷えてしまうと、体感温度が物凄く低くなってしまうため、寝られなくなってしまうこともあります。

逆に、手足をしっかりと温めることによって、寒さによる不快感が少なくなりますので、車中泊の快適性を高めやすくなります。

冬用素材のグッズを活用する

冬の車中泊を安全に楽しむためには、冬用素材のグッズを活用するのがおすすめです。例えば、

  • マット
  • 寝袋
  • ブランケット

などです。

保温性能のあるグッズを活用することによって、熱を逃がしにくくなりますので、質の高い睡眠をとりやすくなります。

防寒グッズ、保温グッズを活用する

冬の車中泊に欠かせないのが、

  • 防寒グッズ
  • 保温グッズ

です。

繰り返しになりますが、冬の車中泊ではエンジンを切って就寝するのが基本ですので、暖房に頼ることはできません。

防寒グッズ保温グッズがあれば、エンジンを切っていても体感温度をキープできるようになりますので、車中泊の快適性を高めやすくなるのです。

冬の車中泊で使える防寒グッズ5選

では次に、冬の車中泊で使える防寒グッズを5つ紹介していきます。

これから紹介するグッズは、どれも低コストで気軽に購入できますので、冬に車中泊をする予定がある方は是非用意しておいてください。

湯たんぽ

冬の車中泊で重宝するのが湯たんぽです。
就寝する前に湯たんぽを寝袋の中に忍ばせておけば、冷えやすい足元をしっかりと温められますので睡眠の質を高めやすくなります。

ただし、湯たんぽを使うためには熱湯が必要です。

電気ケトルなど、本格的なグッズを持っている方は問題ありませんが、そうでない方はRVパークなど、車中泊専用の施設を利用することをおすすめします

マルカ 湯たんぽ Aエース 2.5L 袋付

出典:Amazon

お湯を入れて足元あったか

湯たんぽは『頭寒足熱』型の暖房器です。肌が乾燥しにくく、身体にも優しいです。日本では元禄時代にはすでにあった伝統のある暖房器具。

表面の波形の秘密

表面積を少しでも広くすることにより暖房面積を広くするため、表面には波形がつけられています。そしてマルカの湯たんぽは内部に“支柱”が入っており、温度が下がった時に凹みにくい仕様です。

直火、IH調理器による加熱使用が可能

湯たんぽに水を注いでそのまま温めることができます。

湯たんぽ おすすめ商品
マルカ(Maruka) 湯たんぽ ポリゆた 600ml オレンジ NP-OR
商品情報を見る
TONGMO 湯たんぽ ボトル かわいいカバー付き 容量 850ML
商品情報を見る

カイロ

寒さ対策と聞いて、高価なグッズや電化製品をイメージする方も多いと思いますが、昔から人気を集めている「カイロ」も非常に役立ちます。

カイロには、貼るタイプと貼らないタイプがありますが、冬に車中泊をする場合は両方持っていきましょう。貼らないカイロを握りしめ、貼るカイロを背中やお腹、足などに貼ることによって、身体全体を温められるようになります。

ただ、間違った使い方をするとやけどする可能性もありますので注意してください。

はる オンパックス レギュラーサイズ 40枚入

出典:Amazon

【長い時間、 しっかり温めたいときに】衣類に貼るカイロ

反らずに身体にぴったりフィット

保温性が高い不織布と粘着性の高いシールを採用することで、安定して温かく、反らずにフィットします。
カイロ全体が均一に薄いので、かさばらず、温かさが全面にしっかりと広がります。

【持続時間約14時間】安定した温かさが長持ちします

オンパックスは安定した温かさが持続します。
※はるオンパックスレギュラーの場合14時間持続
(40℃以上を保持し持続する時間)

カイロ おすすめ商品
アイリスオーヤマ 使い捨てカイロ 貼る レギュラー 30枚 ぽかぽか家族 PKN-30HR
商品情報を見る
FreeFly 充電式カイロ 三段階温度調節 8時間連続発熱/5200mAh容量 1台2役 モバイルバッテリー USB変換アダプター付
商品情報を見る

保温アルミシート

車のドアは厚いようで意外と薄く、わずかな隙間が空いているためエンジンを切った瞬間に冷気が車の中に入ってきます。
保温アルミシートを活用することによって、冷気が車内に侵入してくるのを防げるようになります。
また、床に敷くことによって底冷えも防げますので一石二鳥です。

アルミシートは100均にも売っていますので、念のため数枚は購入しておきましょう。

Eco Ride World カサカサ音が少ないサバイバルシート

出典:Amazon

カサカサ音が少なく静かな静音タイプの防寒保温サバイバルシート ( アルミシート エマージェンシーシート EMERGENCY SHEET ) です。 スポーツ観戦や緊急災害時などにブランケットの代用としてご使用いただける、 軽量でコンパクトなアルミブランケットです。 小さな音でも大人数になると、カサカサと音がして落ち着きませんが、 このシートは耳障りな音があまりしません。 コンパクトにたたまれているため、バッグや防災リュック、車の中などに常備でき、 持ち運びやすく場所を取りません。

保温アルミシート おすすめ商品
Eco Ride World 厚手 アルミブランケット カサカサ音が少ない 4層 サバイバルシート sb_128-01
商品情報を見る
HWSHOW キャンプ用 アルミマット 保温 (100/120/150/180/200/250cmx200cm)
商品情報を見る

温かい飲み物

体を温めるためには、外側だけでなく、内側からもアプローチする必要があります。温かい飲み物で体の内部温度を上げることができれば、手足の冷えも解消しやすくなります。

エアコンやストーブなどの設備が充実している現代においては、飲み物で体を温める機会が減りつつありますので、車中泊ならではの経験を楽しみたいと考えている方にもおすすめです。

ただ、温かい飲み物を作るためには、お湯が必要になりますので、ケトルカセットコンロも併せて用意しておきましょう。

電気ケトル

ティファール パフォーマ ブラック 電気ケトル0.8L

出典:Amazon

あっという間にすぐに沸くT-falケトル『パフォーマ』シリーズ

特徴①『スピード沸騰』
カップ1杯分が約60秒で沸くので忙しい朝も使える

特徴②『コンパクトサイズ』
片手でラクラク、コンパクトな0.8Lサイズ!

特徴③『フタをひねって取り外し可能』
フタをひねって取り外し可能。給水しやすく、内側のお手入れ簡単!

車用電気ケトル おすすめ商品
メルテック 車用 電気湯沸かし器 あったカーケトル(1L) DC12V オートストップ機能・空焚き防止機能付 CK-673
商品情報を見る
Simble 車用電気ケトル 12V 24V兼用 旅行暖房マグカップ 魔法瓶 LCD温度表示
商品情報を見る

カセットコンロ・IHクッキングヒーター

イワタニ カセットコンロ タフまるJr.

出典:Amazon

【タフまるジュニア7つの特徴】

  1. 従来モデルより60%の小型化。
  2. ダブル防風ユニット。
  3. 炎が消えにくい炎長が短い多孔式バーナーを採用。
  4. アルミダイキャスト製スタンド。
  5. 耐重量10kg・ダッチオーブンOK。
  6. ケース付きで持ち運びお便利。
  7. イワタニカセットガス、カセットガスジュニア両サイズのカセットガスが使用可能。

【安全機能も多数備えている】

  1. マグネット着脱式
  2. ボンベ加湿機構
  3. 圧力感知安全装置
  4. 容器装着安全装置
カセットコンロ・IHクッキングヒーター おすすめ商品
キャプテンスタッグ 卓上 ポータブル カセットコンロ ブラック UF-0028
商品情報を見る
アイリスオーヤマ 1口 IHクッキングヒーター 1000W IHK-T38-B ブラック
商品情報を見る

アンダーウェア

冬の車中泊に挑戦する際は、アンダーウェアにもこだわりましょう。

アンダーシャツやスパッツなど、保温性に優れたアンダーウェアを身につけることによって、身体の熱を逃がしにくくなります。性能の高いアンダーウェアは価格も高額ですが、冬の車内で寒さに苦しむことを考えたらお得な投資です。

また、アンダーウェアは車中泊以外でも活用できますので、できるだけ性能の良いものを購入することをおすすめします。

[fun.] 帝人 あったかインナー 上下セット

出典:Amazon

寒さに負けない、アクティブな暮らしを
WARMACTIVEは、これまでのアンダーウェアの概念を覆します。やわらかくて、薄いのに暖かい着心地。これまでのアンダーウェアにはない、快適な機能を備えた製品です。これからの寒い季節、アクティブに動きたい方、お外でのお仕事の方にもおススメです。

汗を熱エネルギーに変えるから、着ているだけで暖かい
体から出る汗を繊維が吸収し、熱エネルギーに変換。「繊維が熱を発生させる」ことが暖かさの秘密です。研究を重ねた繊維が、あなたの身体を暖めます。極細の繊維が、空気の層を作るため、保温性にも優れております。

やわらかく、天使のような肌ざわり
マイクロ繊維を採用し、柔らかくて滑らかな肌触りを実現。天使のように柔らかいと評判です。寒く、乾燥が気になる季節ですので、素材にアルガンオイル加工を施しました。しっとりとソフトにお肌を包みます。

驚きのストレッチ性能で、ストレスフリー
伸縮性のあるマイクロ繊維素材を採用し、驚くほどの伸縮性を実現しました。体の動きを邪魔せず、不快感無く着用していただけます。重ね着をしていただく際のごわつきなどのストレスも軽減することができますので、ストレスフリーに着用していただけます。

余分な湿気を放出、消臭・抗菌性能もバッチリ
衣類のなかの余分な湿気を吸収し、外へ放湿しますので、室内や電車内でのムレを軽減いたします。寒い季節の寒暖差対策にもおススメです。また、素材に抗菌加工を施しておりますので、部屋干しなどでの不快なニオイを防ぎます。安心してご使用ください。

アンダーウェア おすすめ商品
ビー・ブイ・ディ 瞬暖GRID-TEC 裏起毛あったかインナー Vネック長袖
商品情報を見る
グンゼ インナーシャツ 防風インナー ロング ハイネック YW1810A メンズ
商品情報を見る

冬の車中泊には、春や秋にはない魅力がたくさんあります。

ただ、冬に車中泊をする場合は寒さとの戦いになりますので、事前に寒さ対策について考えておかなければなりません。

中には、「エンジンをつけて寝ればいい」と考える方も多いですが、エンジンをかけたまま就寝するのは車中泊におけるマナー違反です。

また、雪が積もっている場合はマフラーを雪が覆ってしまい、一酸化炭素中毒になってしまうこともありますので注意してください。

今回紹介した寒さ対策を実践することによって、エンジンを切った状態でも温度低下を防げるようになり、睡眠の質を高めやすくなりますので、「冬の車中泊を安全に楽しみたい」と考えている方は是非試してみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です