【ドコモ】らくらくスマートフォンの機種変更とおすすめ料金プランを調査、データ移行やお得な充電器も解説

2022年12月24日更新 / 2022年10月28日公開

高齢の両親にスマホをプレゼントをするにあたり、選べる機種だったり、料金プランの見直しなどもまとめて行おうと思い、その検討過程を記事にしました。おすすめのシニア向けスマホへの機種変更と料金プラン選定など、お得に利用するためのポイントを解説しています。

 

らくらくスマートフォンは、ドコモが取り扱いしているシニア・高齢者向けのスマホのことで、大きな文字と大きなアイコンがご年配の方に使いやすいと言われています。らくらくスマホに向いている方は、あまりアプリを使わずに、通話がメインの方が向いているとも言われています。

ドコモらくらくスマホの特徴

らくらくスマートフォンは、通常のスマートフォンよりもアイコンが大きいので、見やすく使いやすい機種が特徴です。ボタンはホームボタンのみとなります。

大きなボタンと見やすい文字

出典:FCNT
出典:docomo

らくらくスマートフォンの画面サイズは、4.7インチ以上あり、ディスプレイが大きくとても見やすくなります。ボタンや文字が大きく設定されているので、文章も読みやすく、使いたい機能ボタンもすぐに分かります。

タッチパネルが使いやすい

出典:docomo

らくらくスマートフォンのタッチパネルは、触れるとボタンに枠がつき、更に押すことでボタンが動作します。また押したときに振動があるので分かりやすいと思います。

スマホかんたんホーム画面にも切り替えられる

出典:docomo

一般的なスマートフォンのように操作ができるようになります。ワンタッチダイヤルも設置できるので、いつも電話を掛ける連絡先もボタン設定できるので大変便利です。

らくらくフリック入力ができる

出典:docomo

ボタンを長押しすると、十字ナビがそのまま固定表示されるので、落ち着いて文字を見ながらフリック入力することができます。入力できる文字も大きく見えるので、とてもわかりやすいです。

LINEがすぐ使える

出典:FCNT

最初からLINEがインストールされています。LINEなら既読機能で、相手がメッセージ確認したか分かり、メッセージ画面からそのまま通話することもできます。ビデオ通話もできるので、離れて暮らす子どもや孫と毎日顔を見ながらコミュニケーションをしている方も多いようです。

これらの機能によって、誰でも簡単に使える優しく楽しめるスマートフォンになっています。

購入できる端末

らくらくスマートフォン F-52B

出典:docomo

らくらくスマートフォン F-52Bは、2022年2月に発売された「らくらくスマートフォン」シリーズの最新機種です。前機種(F-42A)の使い勝手はそのままに新たに5G対応、指紋認証センサー搭載で基本性能が向上しました。2基のカメラを搭載しており、マクロカメラではお花などの接写撮影も楽しめます。

安全面に関しては、詐欺電話や迷惑メールを自動で判別してくれる機能も備わっているのでいざというときにも安心して対応することができます。今のスマホとしては貴重な「ワンセグ」「FMラジオ」を搭載しています。

またサポートについても、専用ボタンで「らくらくホンセンター」につながり、わからないことや操作方法を専用アドバイザーに質問することができます。(受付時間は、午前9時〜午後8時、年中無休です)通話料はかからないので安心です。

機能面ではワンセグチューナー、FMチューナーも搭載されていますので非常時にも安心して利用することができます。健康管理アプリも更に充実しています。

らくらくスマートフォン F-42A

出典:docomo

らくらくスマートフォンF-42Aは、2020年9月に発売された「らくらくスマートフォン」シリーズです。スマホ初心者であるお年寄り向けに作られています。アイコンひとつひとつのサイズが大きく設計されています。スマホ本体の横にあるカメラキーで文字を拡大することができます。従来端末にもあった防水性能も備わっています。

サポートについては、無料で専門アドバイザーに電話相談が可能な「らくらくホンセンター」へワンタッチで電話することができます。健康管理アプリも搭載されており、睡眠時間の管理や血圧管理、歩数計や認知症予防支援の機能が利用できます。

出典:docomo

あんしんスマホ KY-51B

出典:docomo

あんしんスマホ KY-51Bは、2022年2月に発売された最新機種です。シニア層をターゲットにした使いやすさを重視したモデルになっています。電話、ホーム、メールの物理ボタンを画面下に設置してあります。着信時やメール受信時にはボタンが点滅し、押すと電話を受けたり、メールアプリが起動します。ディスプレイは6.1インチと縦長大画面TFT液晶を搭載しています。背面に指紋センサーを搭載しています。

サポート面では、豊富なセキュリティ機能を搭載しています。「通話後録音」や「迷惑電話対策」機能、着信拒否設定機能も備えています。その他スマートフォンに問題が起こったときに、「スマホの健康診断」が自動的に感知して解決のサポートをしてくれます。バッテリーはフル充電で約5日もちます。あんしんスマホ KY-51B は、一般的なスマートフォンに近い操作性を採用しています。

らくらくスマートフォン&あんしんスマホの機能別比較表【2022年の販売機種一覧】

製品名 らくらくスマートフォン
F-52B
らくらくスマートフォン
F-42A
あんしんスマホ
KY-51B
発売日 2022年2月24日 2020年9月23日 2022年2月24日
メーカー FCNT(元富士通グループ) FCNT(元富士通グループ) 京セラ
通信 5G対応 4G 5G対応
端末代金
※2022年10月時点
51,744円〜 41,976円〜 41,976円〜
カラー ピンク、ホワイト、ネイビー ピンク、ホワイト、ネイビー ピンクゴールド、ネイビー
画面サイズ 5インチ/有機EL 4.7インチ/有機EL 6.1インチ/TFT
内蔵メモリ[RAM/ROM] 4GB/64GB 3GB/32GB 4GB/64GB
バッテリー容量 3400mAh 2110mAh 4500mAh
カメラ 1310万画素 1310万画素 4800万画素
OS Android 11 Android 10 Android 11
防水/防塵 ◯/◯ ◯/◯ ◯/◯
ワンセグ/FMラジオ ◯/◯ ◯/◯ ―/◯
おサイフケータイFeliCa
らくらくタッチ
緊急時ブザー
音声読み上げ機能
健康管理アプリ
歩数計
生体認証 指紋 指紋・顔
ハイレゾ音源
Wi-Fi
Bluetooth 5.1 4.2 5.1
接続端子 USB Type-C USB Type-C USB Type-C
サイズ 高さ×幅×厚さ 143×70×9.3/mm 143×70×9.3/mm 161×71×8.9/mm
重さ 153g 143g 171g

購入先

ドコモショップで買うメリットとデメリット

ドコモショップは、新規契約や機種変更などスマートフォンを販売することはもちろん、修理受付や電話料金の支払い、現料金プランの変更を行うことも可能です。解約手続きや名義変更なども対応します。他にもドコモに関する様々な業務すべてをドコモショップの担当者が総合窓口として対応します。

 

ドコモショップでらくらくスマートフォンに機種変更するメリット

・新規契約から解約手続きまで、すべての手続きをドコモショップで行うことができる

・機種変更時に、料金プランを見直すことができる

・購入後のアフターサービスが充実している

ドコモショップのスタッフが、機種変更時に最適な料金プランに見直してくれます。実はここが一番助かる部分だと思います。現在の料金プランはわかりずらいこともあり、年年配で無い人でも、どれが自分に一番良い料金プランなのか分からないことがあります。

ドコモショップでは過去の利用履歴から、現在の料金プランにおいて一番最適なプランを教えてくれるので、その場で安心して料金プラン変更が行えます。(※プラン変更の適用は翌月のご利用分からになります)合わせていままで利用オプション(キャッチホンやメロディーコール)の見直しなどもその場で確認しながら変更することができます。

データ移行サービスがドコモショップ内で利用できる

いままで使っていた端末のデータ移行サービスもドコモショップで対応します。手数料3,300円(税込)が必要になりますが、「電話帳・写真・動画・音楽」のデータ移行を、ご自身でやることに自信が無い方にとっては大変助かります。ドコモショップに設置されているDOCOPY(ドコピー)は無料で利用でき、機械が苦手な人でも簡単にできるようになっています。

 

様々な面でアフターサービスが充実しているので、高齢者の方が機種変更する場合でも、安心して手続きすることができます。

元端末からのデータ移行完了後、「らくらくスマートフォン使いこなしガイド」やドコモ店舗で行っている無料のスマホ教室案内をいただきました。

 

高齢の両親にとって、対面でのアドバイザーさんが教えてくれることは助かるとのことでした。ショップ購入の良さを感じました。

ドコモショップでらくらくスマホに機種変更するデメリット

・機種の購入代金が安くない

・事前に来店予約が必要なのと手続きの時間がかかる

ドコモショップで機種変更する場合は、端末代金をお得な価格で買うことはできません。稀に購入キャンペーンなどがあるようですが、いつおこなわれているかは直前にならないとわからないとのことです。

また、店頭でお申込みの場合、別途事務手数料がかかります。こちらは手続き完了後の初回請求時に、携帯利用料金と合わせて請求されます。
・新規契約・契約変更3,300円(税込)
・機種変更2,200円(税込)

手続きにおいて、ドコモショップは大変込み合います。なので事前に予約日時受付をおこなってから最寄りのドコモショップに来店する形となります。その際、購入予定の端末も予約する必要がありますが、人気端末は在庫がない場合があります。その場合は希望商品が届くまで日時を要することもあります。

高齢者の方は家族と共に来店するスケジュールが必要になるため、日時調整が大変です。私の両親の場合も、実家近くのドコモへ行くために平日の仕事調整を行い、なんとか日程を作って対応しました。

対応サービスの比較
※●項目が今回利用したサービス
ドコモショップ 家電量販店
新規契約(MNP含む)
機種変更
修理受付
料金プランの変更
料金支払い
解約
その他(ケータイに関わる業務)

家電量販店で買うメリットとデメリット

家電量販店でらくらくスマートフォンに機種変更するメリット

・希望する機種が量販店価格で買うことができる

・家電量販店のポイント利用ができる

家電量販店では定期的に独自キャンペーンを行っているため、希望する機種をドコモショップよりも安く買うことができます。また家電量販店のポイントサービスを利用することができます。ポイントは値引きや貯めたポイントでスマートフォンのアクセサリー購入などに使うことができます。

ヤマダ電機での機種変更のメリット

ポイントサービスが利用できる家電量販店の例として、ヤマダ電機(ヤマダポイント)、ビックカメラ(ビックポイント)、ヨドバシカメラ(ヨドバシゴールドポイント)などがあります。すでにこれらの家電量販店でポイント会員になられている方は、利用するメリットが高いと思います。

 

家電量販店でらくらくホンに機種変更するデメリット

・ドコモショップのようなアフターサービスがない

・機種における操作などの説明は不十分

購入後において機種における使い方のサポートは無いため、操作などが分からない場合は、ご自身でドコモショップに行って対応することになります。

ドコモオンラインショップで買うメリットとデメリット

ドコモオンラインショップでらくらくスマートフォンに機種変更するメリット

 

・ドコモオンラインショップ上で表示されている金額で購入できる

・頭金が不要

・機種変更の事務手数料が不要

ショップに足を運ぶことなく、インターネット上で端末の販売価格を確認することができます。そのまま購入することもできます。頭金が不要で、オプションの加入もありません。ネット上での契約なので、ドコモショップの事務手数料もかからないので、金額面ではお得になります。いつでも手続きができて、購入したスマホをご自宅に送料無料で届けてくれます。

購入後にわからないことがあった場合は、ドコモショップに来店してアフターサービスを受けることができます。

出典元:ドコモオンラインショップ|NTTドコモ

 

スマホ端末の購入方法は、ドコモショップ、家電量販店、ドコモオンラインショップがありますので、どこで買うのがご自身には最適なのか、希望端末の在庫状況も含めて、家族と相談してから決めた方が良いと思います。

おすすめの料金プランを選ぶ

ドコモの料金プランの中から、最適なプランを検討する

今回母親からの依頼は、両親で月額費用を1万円に抑えたいことが目的でした。その課題解決としてプラン選定を考えることにしました。

ドコモにはいくつかのプランがありますが、少し複雑に見えるので、5G端末購入を前提に、以下の「月額料金プランのシミュレーション表」に整理しました。(2022年10月時点)

ドコモのギガプラン:月額料金プランのシミュレーション表

料金プラン
【対象契約:5G】
5Gギガホプレミア
3GB超〜
テザリング無制限
5Gギガホプレミア
〜3GB
5Gギガライト
〜7GB
5Gギガライト
〜5GB
5G ギガライト
〜3GB
5G ギガライト
〜1GB
基本料金 7,315円/月 5,665円/月 6,765円/月 5,665円/月 4,565円/月 3,465円/月
みんなドコモ割
3回線以上
-1,100円/月 -1,100円/月 -1,100円/月 -1,100円/月 -1,100円/月 -1,100円/月
ドコモ光セット割 -1,100円/月 -1,100円/月 -1,100円/月 -1,100円/月 -550円/月
割引適用後金額 5,115円/月 3,465円/月 4,565円/月 3,465円/月 2,915円/月 2,365円/月

プラン表の基準にもなっている「3GBを超えるか」がポイントになっており、そこから料金プランを検討しました。

両親のいままでのパケット使用量を確認したところ、ふたり合わせても1GBも使っていないことがわかりました。なので今回は「はじめてスマホプラン」で開始して、しばらく様子を見ることにしました。その後、料金プランの変更はドコモショップでできます。スマホからMydocomoにアクセスすれば、いつでも変更は可能です。

はじめてスマホプラン

2021年4月より提供が開始された、FOMAからの変更や他社の3G回線から5G・Xi(4G/LTE)への乗り換えの方が対象のプランです。

月額料金 1,980円/月
はじめてスマホISP割 -165円/月
dカードお支払割
※dカードお支払割の適用が必要
-187円/月
はじめてスマホ割(最大12か月間) -550円/月
割引適用後の月額料金(最大12か月間) 1,078円/月
割引適用後の月額料金(13か月間目以降) 1,628円/月
月間データ容量 1GB

機種変更前のケータイ端末は、らくらく スマートフォン F-12D(2012年08月01日)でした。docomoの方に確認したところ、この端末からの機種変更の場合は「はじめてスマホプラン」が適用可能とのことで、今回の変更時しか使えないことからこのプランを選択しました。

 

結果、今回のプラン変更で、月々の支払い金額は、大幅に減らせることが可能となりました。(棒グラフが来月から大きく減ります)そこで購入した「らくらくスマートフォン」のあんしん補償(990円/月)に入ることにしました。(出典:smartあんしん補償

今回プラン変更後の契約内容です。現在らくらくスマートフォンを検討されている方の参考になれば幸いです。

■毎月のお支払い額(概算)

項目 料金
料金プラン 1,980円
スピードモード 0円
割引適用額 -715円
その他(オプションサービス等) 57円
機種分割お支払い価格(付属品含む) 0円
再分割支払い金 0円
合計額(税込) 1,332円

+補償990円を入れても、月額支払い金額(概算)が大幅に減るグラフになっています。

いままで使用していた両親の機種(2012年8月発売)

らくらくスマートフォン(F-12D) サポート情報[引用元:NTT docomo]

月々のお支払に dカード支払いを設定したら、全てのプランで -187円/月 が割引されます。

dカードをまだお持ちでない方

 
 

出典:dcard

 

ドコモユーザーはdカードGOLDがお得!

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オプション品

充電器

今回購入したスマートフォン「F52-B」は、いままでの充電器と接続形状が異なります。いままで使ってきた端末用充電器ではType-C 端子に対応していないので新たに充電器を購入する必要があります。現在docomoで販売されているのは、ACアダプタ08になります。

ドコモ純正のACアダプターです。Type-C 対応で、従来のアダプターに比べて、充電速度が1.5倍になっています。

ACアダプタ08

こちらの充電器は、ドコモショップまたは docomo online shopで購入することができます。

 

docomo online shopでは、ACアダプター充電器の他、アクセサリー類も充実しています。

Type−C 充電器は、各社電機メーカーからも数多く販売されていますので、楽天などからも検索して、お気に入りのアダプターを見つけていただければと思います。

アクセサリー類

スマートフォン本体をそのまま利用しているとキズや破損の原因にもなるため携帯ケースも購入しました。ドコモショップではめぼしいのケースがなかったため量販店へ移動、以下のケースを選んでいました。鏡付きとストラップが良かったようです。

エレコム らくらくスマートフォン(F-52B) レザーケース 手帳型 Enchante'e の商品詳細

他にもインターネット上だと、たくさんのデザインがあるので、事前にお好みのデザインを探しておけば、迷わずすぐ買えるので良いかと思われます。

今回は、スマホの機種変更、月額料金の見直し、スマホカバーを新調しました。特に親のケータイなので、いつでも連絡が取れるようコミュニケーションツールは定期的に新しくしておくことをおすすめいたします。この記事の読者さまの参考になれば幸いです。

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