【キャンプの必須道具】寝袋の正しい選び方とおすすめモデルマミー型、封筒型とおすすめメーカーを紹介!
2024年9月4日更新 / 2023年2月20日公開
出典:snow peak
キャンプの快適性を上げるためには、自分に合った寝袋を用意することが大切です。とはいえ、寝袋には様々な種類があり、それぞれで特徴が異なりますので、「どれを選べばいいの?」となってしまっている方もたくさんいるでしょう。
そこでこの記事では、寝袋の正しい選び方や初心者におすすめのモデルをいくつか紹介していきます。
寝袋には種類があるって本当?
寝袋には、大きく分けると2つの種類があります。以下、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
マミー型
マミー型というのは、ミノムシのような形状の寝袋です。体にフィットしやすい作りとなっていて、尚且つ保温効果も抜群ですので、快適性を求めている方に最適と言えます。
折りたためばかなりコンパクトサイズになりますので、荷物が多い場合でも安心です。寒さに強い寝袋となっていますので、秋や冬にキャンプをする方は、マミー型の寝袋を選んでみてください。
封筒型
封筒型というのは、封筒のような長方形の寝袋のことを指します。
複数の寝袋を連結して、1つの布団として使うこともできますので、小さな子どもとのキャンプにも最適と言えます。
比較的幅が広い寝袋となりますので、寝返りも打ちやすいです。
ただ、保温性はマミー型に比べると落ちますので、春先や夏にキャンプをしたいと考えている方にピッタリと言えます。
寝袋は何を基準に選ぶべき?
では次に、寝袋を選ぶ時に意識すべきポイントや基準について詳しく見ていきましょう。
形状で選ぶ
寝袋を選ぶ時は、形状に注目することが大切です。先ほども解説したように、寝袋にはマミー型と封筒型があり、それぞれでメリットやデメリットが異なります。
それぞれに魅力がありますので、一概にどちらがおすすめと断言することはできませんが、キャンプに行く時期や好みに合わせて選ばないと快適な睡眠をとれなくなりますので注意が必要です。
中綿の装填量で選ぶ
寝袋を選ぶ際は、中綿の素材を確認することも大切なのですが、それ以上に重要なのが装填量です。
多くの寝袋は、
- ダウン
- 化学繊維
のどちらかが中綿として装填されています。
ダウンの方が中綿としての機能性が高く、高価なのですが、装填量が少なければ保温性は高くなりません。装填量が多ければ、化学繊維でも十分暖かいため、できるだけ装填量が1200g以上の寝袋を選ぶようにしましょう。
気温に適したものを選ぶ
寝袋には様々な種類があり、それぞれで保温性能が異なります。
保温性能については、各製品に記載されている快適使用温度(メーカーによっては推奨使用温度と記載されていることも)をチェックすることによって把握できます。
快適使用温度の目安としては、
- 5~10℃→春夏
- -5~5℃→春夏秋
- -5℃以下→厳冬期
となりますので、是非参考にしてみてください。
サイズで選ぶ
寝袋を選ぶ際は、サイズにも注目する必要があります。
寝袋は様々な要素を総合的に判断しながら選ぶ必要があるのですが、サイズについては見落としてしまう方も多いです。
寝袋には、
- ウィメンズモデル
- レギュラーモデル
- ロングモデル
となりますので、是非参考にしてみてください。
メーカーで選ぶ
寝袋の質を重視している方は、メーカーもチェックしておかなければなりません。現在においては、様々なメーカーが特徴の異なる寝袋を販売しています。
有名なメーカーには、
- NANGA→日本製のため質が高い
- ISUKA→寝袋の専門メーカー
- mont-bell→撥水加工に優れている
- Coleman→ラインナップがとにかく豊富
- LOGOS→コスパが良い
- snow peak→大きいサイズの寝袋もある
などがあります。
それぞれで特徴が異なりますので、目的や予算、好みに合わせて選んでみてください。
価格で選ぶ
寝袋を選ぶ上で無視できないのが、値段です。寝袋には、5,000円以下で購入できるリーズナブルなものもあれば、2万円を超えるかなり高価なものもあります。
値段が高い寝袋ほど、性能が高くなりますが、キャンプ初心者の方が高額なモデルを選んだとしても、宝の持ち腐れになってしまう可能性が高いです。
そのため、最初は平均あるいは平均以下で購入できる寝袋から始めて、キャンプにハマりだして、頻繁にキャンプに行くようになった段階で高価なモデルに買い替えることをおすすめします。
キャンプ初心者におすすめの寝袋5選!
では次に、キャンプ初心者におすすめの寝袋を5つ紹介していきます。
snow peakセパレートオフトンワイド 1400
国内のアウトドアブランドでもあるsnow peakが手掛ける「セパレートオフトンワイド1400」は、封筒型の寝袋です。本体上部が分離できますので、布団感覚で使用できます。
また、中綿のダウン装填量がかなり多いため、保温性やクッション性が高く、寝心地が良いです。横幅にも十分なゆとりがありますので、スムーズに寝返りを打てます。
ただし、若干サイズが大きく、重量もありますので持ち運びのしやすさにこだわっている方は要注意です。
スモア OKURUMI BAG
暖かい季節に使用する寝袋を探している方には、スモアのOKURUMI BAGがおすすめです。この寝袋は、約580gとかなり軽量で、折りたたむとかなり小さくなりますので、持ち運びのしやすさにこだわっている方にもおすすめです。
また、使用温度が5℃~となっていますので、寒さが残る春先や秋口でも問題なく使えます。
ダウンが90%、フェザーが10%となっており、製品のスペックもかなり高いため、気になっている方は是非試してみてください。
Coleman タスマンキャンピングマミー
Colemanのタスマンキャンピングマミーは、寝心地を求めている方におすすめの寝袋です。他の寝袋に比べると稼働性が良いため、たくさん寝返りを打つ方にも最適と言えます。
また、マミー型の寝袋ですので冬場など、寒さが厳しいシーズンのキャンプにもぴったりです。
ファスナーの内側には中綿が詰まったチューブがあり、外部からの冷気を遮断する作りとなっていますので、寒さを感じることなく快適に眠れます。
BUNDOK マミー型シュラフ
BUNDOKのマミー型シュラフは、保温性に定評があるマミー型の寝袋です。足元を開けて温度調節ができますので、暑すぎる、寒すぎるというようなトラブルも防げるようになります。
ゆったりとしたサイズ感となっていますので、窮屈さを感じることもありません。他の寝袋に比べると若干重く、折りたたんでもそこまでコンパクトにならないのが玉に瑕ですが、他の寝袋にはない高い保温性を兼ね備えている寝袋ですので、冬キャンプを楽しみたいと考えている方は是非試してみてください。
Coleman マルチレイヤースリーピングバッグ
最後は、Colemanのマルチレイヤースリーピングバッグです。これは、オールシーズン使用可能な封筒型の寝袋です。3つのレイヤーを用いているため、保温性にも優れており、尚且つ広々としたデザインですので、ストレスなく横になれます。
価格も1万円前後と、Colemanの寝袋にしては比較的リーズナブルであり、洗濯にも対応していますので、利便性の高い寝袋と言えるでしょう。
キャンプで快適な睡眠をとるためには、寝袋が欠かせません。とはいえ、寝袋には様々な種類があり、それぞれで特徴や価格帯が大きく異なりますので、「どれを選べばいいの?」となってしまっている方もたくさんいるはずです。
そのような方は、今回紹介したことを参考にしながら、自分の目的や好みに合った寝袋を慎重に探していきましょう。
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- 流行のモノに関してはこれまで無頓着な方でしたが、このサイトを通していろいろな便利な商品を見つけて、発信していきたいと思います。
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